ヘアケア専門美容師がブリーチをした理由とは

髪の色素を脱色して、そのあといれるカラー剤の色味を

キレイに見せてくれる物

茶色い画用紙に水性絵具で塗っても

あまり色はわからないですよね？

白い画用紙であれば色がキレイに見えます。

それと同じで、

髪も色を綺麗に見せるのであれば色を抜く必要があるのです。

しかし、このﾌﾞﾘｰﾁをすると以下のようなデメリットがあります

• 髪の内部を破壊するのでダメージが大きい
• 放置時間が経てば経つほどダメージが進行する
• 一度傷んでしまった髪は戻らない
• ブリーチした髪はﾊﾟｰﾏや矯正が出来なくなる

ですので、ブリーチをする方は以上の事を理解した上で

おしゃれを楽しんで頂けたらと思います＾＾

髪のダメージ専門美容師の僕がブリーチをした理由は、

「お客様が仕事上しなくてはいけないから」

でした。

基本的にブリーチをして外国人風カラーとか、

バレイヤージュ、ブルージュ、グレージュなどの

今流行っているオシャレカラーをしたい！

という方に、僕はしっかり事前説明してご了承頂いた上で

カラーをさせて頂いております。

今回のお客様は、お仕事でどうしても明るいカラーを

しなくてはいけない方です。

ですので、毎回リタッチのみ若干のブリーチで色を抜いてから、

全体のカラーをします。

しかし、

大切なのはリタッチの時のカラー剤の塗布技術。

これはダメージレスカラーの大切なポイントになります。

頭皮は体温で暖かくなっている為、薬剤の反応が物凄く早くなります。

そうすると必要以上のダメージが加わってしまうのです。

根本の黒いところは何もしていない健康な髪です。

しかし、一度でも染めたことのある髪に更にブリーチを重ねることは

必要以上のダメージが加わります。

なので僕は細心の注意を払って根元の黒いところのみ塗布します。

ダメージレス、ヘアケア専門の美容師だからこそ気を付けるポイントです。

そうすると、ブリーチをしてもそこまで傷まずに染めることが出来るのです。　

今回お客様はお仕事が忙しくて三カ月ぶりに来店されました。

先月他店で根元のみのカラーをされてますので、そこまで根元が伸びていない状態です。

一番明るくなるカラー剤にブリーチをほんの少し入れて染めた後、

ピンク系とプラチナアッシュ系のお薬を混ぜて塗布すると

透明感のある優しい、柔らかいピンクアッシュの出来上がりです。

トップもふんわり

毛先もアイロンで巻いてますが、とても素敵な感じになりました。

なるべくダメージを少なく！と意識してここまで髪を綺麗に保つことが出来ています。

ただ、髪質にもよるので

ここまで綺麗に出来るかはお客様の髪を見てから

判断させて頂きます。

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本日も読んで頂き、ありがとうございました！

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